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自粛生活で思い浮かぶ一つの言葉

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劇作家・平田オリザ氏の著作『下り坂をそろそろ下る』は、地域間の文化資本の格差に触れ社会を考える策を述べており、文化を中心にした価値観でマチをつくり直す提案をした個人的にも役立つ書物であった。

経済成長で上り詰めた日本経済はいつの間にか下り坂になっており、日本は大丈夫なのか?などと思うようになったり、経済的にも一体、自分がどの位置にいるのだろうかわからなくなっている。キャッシュレスだ、ポイント還元だ、などと面倒なことも考えなければならない。
そんな最中、コロナウイルス騒動が起こり、テレビの番組も多少変化し、ワイドショー的な放送が減っていることは好ましい。でも、相変わらず私たちの生活そのものがいまだに大量消費型の広告で埋め尽くされている。

時代背景が違うが、コロナ戦争が起こっているいま、大東亜戦争当時、国民の戦意昂揚のための「贅沢は敵だ」という標語があったらしいが、「外出は敵だ」「外食は敵だ」そう思いながらも細々と飲食店を営んでいる。

by fromootsu | 2020-05-18 16:36 | 一言 | Comments(0)